ドッグフードに使われる穀物

使用される種類としては、米、麦、アワ、ヒエなどですが、穀物の主要な栄養素である炭水化物は、ペットにとっての健康問題と関係します。獣医師や専門家の間では、穀物を主原料としたペットフードの適正にたいして疑問の声をあげているのはこのためです。

穀類は他の肉類や、魚類に比べると安価で入手しやすく、ドッグフードへの加工も簡単です。このため市販されているドッグフードはいくつかの穀類原材料を含み、その使用量もさまざまでものによっては高含有量である可能性があります。そしてほとんどの業者が重要である炭水化物が含まれている量については表示を行っていません。

炭水化物は犬の体内では、血中で糖分を供給する機能しか備わっていないために他の機能はないでしょう。また、含有量が多すぎる場合はすぐに体脂肪へと変化することもあります。炭水化物は低血糖症を引き起こすことにつながり、同時に血糖値が安定しにくくなります。穀類を主な原材料としたドッグフードを犬に与えると、炭水化物の必要摂取量を超えてしまいます。そのために体内酵素が素早く反応し、炭水化物に含まれる余分なブドウ糖を脂肪として蓄積することがあります。結果として肥満、消化不良、糖尿病、その他の病気を引き起こす原因とされています。日常的に人間の食事の余った物を与え続けることも、飼い犬の健康状態を阻害することにつながります。